摩利支尊天で猪に挨拶

建仁寺塔頭の摩利支尊天にもお参りしました。
下記はHPより引用しました。
 
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禅宗寺院では境内に、本堂の本尊とは別に鎮守を祀ります。
毘沙門天、弁財天、大黒天など、天部と言われるこれらの他にも、陀枳尼天(稲
荷)や、天神さんなどを祀る寺院もあります。
天災地変・火災盗難などから境内・諸堂を護り、仏法益々の興隆を願うのです。
天部とは古代インドのバラモン教の神々が仏教に取り入れられ、仏教の守護神、護
法神となったものを総称したもので、摩利支天もその一つです。
 
摩利支天の語源はサンスクリット語で、陽炎を意味するMarici(マリーチ)の音を
漢字に写したものです。
陽炎には実体が無いので、捕らえられて傷つけられることが無い。害されることが
無いところから戦国武将の間にこの摩利支天信仰が広がったようです。
楠木正成前田利家は兜の中に摩利支天の小像を入れて出陣したと言われていま
す。他にも山本勘介や「忠臣蔵」で知られる大石内蔵助が信仰していたことでも有
名だそうです。
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摩利支天は日本で祀られているこの像の多くが猪を眷属(けんぞく)として従えて
いるようで、こちらにも猪の像がたくさんありました。
今年にぴったりですよね。
何かユーモラスで可愛らしいです。
 
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ご利益は開運・勝利。
これを教えると、カズ君がお参りしよう!と言い募りました^^
友達と遊びでも勝負することが多いようで、
負けたくないのでしょうね~、笑。
こちらに立ち寄ったのは偶然でしたが、
今年の干支である猪の像を見て、
ついてる気がしました