篠田節子さんの、『百年の恋』

篠田さんはSF作品も大くかいておられるらしいけれど、
SFは好きではないので、そうでなさそうな作品を選んでみた。
これは、作家仲間の男性の育児日記を読んで、そこから作品の構想を得て
書いた小説。
主人公のフリーライターの年収200万の男性が、
年収800万のエリート女性管理職の銀行員と結婚する。
美人で結婚もできて性格もいい、と思っていたら、
家の中では何もしない女性だった・・・。

こんな女性、さすがにいないやろ？って思うかたわら、
同じWワーカーの子を持つ家庭として、
共感できる部分もあって、楽しく読めた。
自分より収入がずっと高いこんな女性が妻なら・・・男性はどうなんやろ？？？