陽暉楼

宮尾登美子さんの『陽暉楼』

高知の芸妓が主人公のお話。
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作者の生家が、芸妓娼妓紹介業だったことから、
宮尾さんの作品には芸伎を主人公にしたものが多い。
親の借金のために売られていく少女・・・
同じ女性として、興味がある。

昭和初期なんて避妊道具も普及してなかったんだろうし、
芸伎や娼妓が妊娠して・・・な
んてこと、ザラにあったんだろうな。
里子に出したり、おろしたり・・・
運がいいと旦那が落籍せるなんてこともあったみたいだけれど・・・。
この主人公は本当に可哀想で、読んでいて辛くなる。

関係ないけど、
私も夫も、女性(もしくは男性)をお金で買うということに嫌悪感があって、
風俗は大嫌い☆
風俗は浮気じゃないと考える寛大な人も多いらしいけどね♪
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