ひとたびはポプラに臥す

宮本輝さんの、『ひとたびはポプラに臥す』


これは宮本輝さんが、世紀350年頃、シルクロードの要衝・亀茲国に、国王の妹の子として生まれ、7歳で出家し、50歳の頃妙法蓮華経大品般若経、十住経、維摩経阿弥陀経大智度論、中論、成実論等の経典をサンスクリット語から漢訳した鳩摩羅什(くまらじゅう)という人物が歩いた道を自分も歩きたいと思って、
シルクロードを旅した時の紀行のようなもので、
とっても長い。
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全部で6巻。全部読んじゃった。
そこにはまだ私が行ったことのない知られざる中国のことが書いてあった。
中国は広すぎて、田舎の方は、政府の手も届かないはるかなる土地・・・
この紀行はかなり前のものなので、現在は変わっているかもしれないが、
なかなか興味深い。