日本銀行 大阪支店

中之島を歩いて・・・
 
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今回のレトロビル探訪、ここが最後の目的でした。
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日本銀行 大阪支店
御堂筋に面し、ドーム型の屋根を持つ旧館です。
 旧館は、明治36年(1903年)に建設されました。
 旧館は、明治建築界の第一人者である辰野金吾博士により設計されました。
辰野氏は重要文化財に指定されている日本銀行本店や東京駅の赤レンガ駅舎などを
設計したことでも知られています。
建物外観のデザインは、ネオ・ルネッサンス様式を主に取り入れています。
 築後80年を経て、老朽化と地盤沈下が進んだため、
旧館は昭和5557年(198082年)にかけて、改築工事を行いました。
工事の際には、「歴史的価値のある建物をぜひ残してほしい」という地元の熱心な
声を踏まえ、
可能な限り、元の作りを残す方法で工事を行いました。
外観については、御堂筋から見える東・南・北3面の外壁のほか、ドームの両側に
三角屋根を組み合わせた屋根を保存しています。
内部については、記念室、大階段などを復元・保存しているほか、見学者に支店の
業務や歴史を説明するための広報ルームを設けています。
詳しい説明はこちら
働いている人でなければなかなか行くこともないオフィス街にある
今も人を惹きつけて止まない旧い建築物のあれこれを
見て回るのも意外と楽しいですよ!